仕事

「そう決めたから。」

 

昨日は、明日から始まる展覧会の搬入のために朝から東京へ行ってきました。

 

搬入は夕方6時からだったため、あちこち気になる展覧会へと。

まずは、上野で降りて、東京都美術館へ。

 

ポンピドー・センター傑作展。シャガールの作品が1番印象的だったかな。

ポンピドゥー・センター傑作展。シャガールの作品が1番印象的だったかな。

 

木々との対話。舟越桂の作品はぐっとくるものがあった。

「木々との対話」展。舟越桂の作品はぐっとくるものがあった。

 

その他にも、院展、主体展も見てきました。

自分はモダンアート協会に所属しているので、他の公募団体の動向を見てくるのも勉強になりました。

 

その後は、銀座へと移動して画廊巡り。

丁度タイミングよく、大学時代の恩師である「新井 浩」先生の個展が、

銀座の「ギャラリー せいほう」で開催しており、会場へと足を運んできました。

 

前々からこの個展のお話はお伺いしていて、なんとこのために構想2年半。

「木彫」というジャンル。木を彫るという作業にかかる時間、労力、精神力は、

我々の想像を絶するものだと推察します。

 

会場には不在かと思っていたのですが、ちょうど在廊していらっしゃり、

作品を前に、様々なお話をお伺いしてきました。

 

作品について、制作について。

そして最後にこんな質問をしたのです。

 

「新井先生は、何のために制作を続けるのですか?」

 

画家として活動を始め、生活のかなりの時間を制作に費やしている今、

自分は、何のために制作を続けているのか。

自分が生きている時間を、制作に注ぎこむことに何の意味があるのか。

私がいつも考え続けていることです。

 

新井先生はこんな風に答えて下さいました。

 

「楽しいからだよ。制作することが。

だって、美味しものを食べたり、旨い酒を呑んだり。

それってしたいと思うから、楽しいから、幸せだからするんでしょ。

それと一緒だよ。そう決めたんだ。」

 

最後に言ってくださった「そう決めたんだ。」という言葉が、

私の心に強く突き刺さりました。そして察したのです。

 

新井先生の何十年というキャリアの中で、様々なことを考え、

悩み、苦しみ、もがき続けてきたからこそ、自分の中で「決めた」のだろうと。

 

でも「決めた」今でも、きっと自分の心の中に常に問いかけ続けているからこそ、

また新たな作品をクリエイトし続けることができるんじゃないかなって。

 

では、自分はどうなんだろう・・・。

でもまだ問い続ける立場でいいのかなって。

 

とりあえず、まだまだ修行が足りない。

そう、新井先生から学ばせていただきました。

 

新井先生の個展は、今月9日(金)まで。

ここからリンクが飛びますので、お時間がありましたら、

ぜひご覧になって下さい。素晴らしい木彫作品がたくさん展示してあります。

 

新井先生、貴重なお時間を本当にありがとうございました。

新井先生、貴重なお時間を本当にありがとうございました。

 

 

ピックアップ記事

  1. ル・サロン展『Medailles de Bronze(銅メダル)』を受賞

関連記事

  1. 仕事

    仙台メディアテークでゼミ活動

    今日の午前中は3年生のゼミ生を引率して、仙台メディ…

  2. 仕事

    幼年美術の会

    私は現在、ぺんてるが主催する「東北幼年美術の会」と…

  3. 展覧会

    フランス研修旅行②

    ボンジュール!フランス研修旅行も無事3日目…

  4. 仕事

    リカレント講座を担当してきました

    昨日告知したように、今日は14時から16時までの2…

  5. 仕事

    福大集中を終え、保育実習巡回へ

    昨日は、福島大学の集中講義の最終日。1日か…

  6. 日常

    5年目の3・11

    東日本大震災から間もなく4年の月日が経ちます。…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

2016年9月
« 8月   10月 »
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

最近の投稿

Count per Day

  • 261711総閲覧数:
  • 232今日の閲覧数:
  • 167昨日の閲覧数:
  1. 仕事

    毎日がバタバタバタバタ
  2. 生き方

    「5つのこと」
  3. 日常

    生きている間にしたいこと。
  4. 生き方

    サプライズなお歳暮
  5. 学校

    久々に本の大人買い
PAGE TOP